地震の種類を想定する!
皆さん、こんにちは。
もう2月も中旬を過ぎていて、今とても驚いているモリツグです。。
さて、今日は地震のお話し。("おススメ!防災グッズ"はお休みです(^^;)
「災害大国日本」とは言われているけれど、その実感がある人ってどれくらいいるのでしょうか??
過去100年間で生じたマグニチュード6以上の地震って何回くらいあると思いますか??
世界では、11,468回 これは約3日に1回
日本では、 1,733回 これは月に約1.4回
(マグニチュード6以上、震度1以上~の地震です)
では、逆にマグニチュード関係なく、震度1以上の地震ってどれくらいあるでしょうか?
→1年で約2091回、つまり月に平均5.7回です。
私たちが気付いてないだけで、毎月どこかで地震が起こっているんです。
こんなに地震が起こってるイメージ、ありましたか、、??
地震は「起こるかどうか?」ではなく、いつでもどこでもすでに起こっていて、
大きな地震は、「起こるかどうか?」ではなく、「いつ起こるか?」に考え方を
シフトチェンジして日々備えをする必要があります。
その"大きな地震"。
地震の種類は大きく分けて「海溝型」と「直下型」の2種類があります。
大地震が起きたとき、「海溝型」か「直下型」かの判断ができると、その後に取るべき行動を決めやすくなります。
地震速報が鳴ってから揺れるのが、「海溝型」
地震速報が鳴る前に揺れるのが、「直下型」
それぞれの特徴としては、
【海溝型】
揺れ方・・始まりはゆるやか、だんだん強くなる
時間・・ 長い(約2~3分)
特徴・・ 広範囲で揺れ、津波が起きる
対処法・・海や河川の近くにいる人はすぐに高いところへ!!!
【直下型】
揺れ方・・ズトン!と突き上げてから横揺れ
時間・・ 短い(1分以内)
特徴・・ 自分のいるエリアに近いところだけが揺れている
対処法・・揺り返しがあり得るので逃げるととどまるかを判断する必要がある!!!
津波で多くの方が犠牲になった東日本大震災は海溝型地震でした。
直下型地震だった熊本地震は死者全体の7割を超える37名の方が家屋の倒壊による
犠牲となりました。
避難するかとどまるか、、テレビやラジオから情報収集しつつ、冷静な判断が安否に大きく関わってきます。
不安になるかもしれませんが、緊急の際は普段からできること・やっていることしかできません。
色んな想定をして計画を立てておくことが緊急時には必ず役に立つと信じています。
そのためにも、大切なことはどんどん発信していきますので、一緒に備えていきましょう!
"1日1防災"のハードルが高い人は、"1ヶ月に1防災"から始めてみるのもいいと思います。
まずはできることから始めてみませんか?